目次
はじめに
このブログを執筆するにあたって思うことは、カメラって本当に面白いってことです。映像や画像を記録として残せるって、もはや当たり前のことなのですが、カメラの歴史は古く紀元前のカメラ・オブスキュラが始まりではないかと言われています。「カメラ」はラテンの言葉で「部屋」を意味し「オブスキュラ」は「暗い」を意味します。
カメラ・オブスキュラはピンホールカメラと原理が同じで、被写体の各点で乱反射した光線のうち、空間にあるピンホールの一点を通る光線のみを選び出し、平面に投射することで射影された像を得るということ(Wikipediaより)です。YouTubeでカメラ・オブスキュラの実験している動画を見かけますので興味のある方は検索しみてください。
時が経ちカメラ・オブスキュラが現在のようなカメラの技術に近づいていくのですが、それは1826年にフランスのニエプス兄弟によるもので、レンズを通した光の熱で、道路の舗装などに使われるアスファルトを板に塗り硬化させ、投影した景色を写真として定着させていたそうです。
カメラの歴史のことを執筆すると長くなりそうですが、今回はSONYとPanasonicの2020年新作カメラに迫ってみたいと思います。
ユーザーの評価高し!AF機能を重視するならSONY ZV1
YouTubeでSONYのZV−1を使用している方の動画をよく見ます。それを受け僕が感じることは、このカメラは非常にユーザー評価が高いカメラということです。
コンパクトでありながらもパワフルな性能を持ち合わすZV-1のAF機能は本素晴らしく、動く人物や差し出された物などに気持ちよくピントが合っています。
商品レビュー用の設定があり、顔から商品へのピントを合わす速度は天下一品です。なので商品レビュー動画をするユーザーに最もおすすめすることができます。
SONY ZV1主な特徴
バリアングル・ディスプレイ
背景ぼけ切り替え
商品レビュー用設定
AF機能の充実
美肌効果
クリアな音声収録可能
安定の静止画性能
初心者からプロまで使えるコンパクトカメラ!
上記にいくつか特徴を上げましたが、ZV-1はVlogやYou Tubeをこれから始めようと考えている方や、外出用にコンパクトなサブ機を探している方に本当におすすめの機種だと思います。
僕はZV-1を持っていませんが、都合が合えば確実に入手したい機種です。サイバーショットDSC−RXシリーズ100M7等と迷われている方も多くいるとは思いますが、正直そこは僕も迷います。僕がもし購入するなら、6:4でバリアングル機能とノイズ対策のウインドスクリーンが付属しているを優先してZV−1かなって感じですかね。
ウインドスクリーン(モフモフ)が付属し且つ外付けマイク端子が付いていることは非常に嬉しいですね。自信を持ってミュージシャンの方にもおすすめできるカメラですが、モフモフ付けると電源ボタンが押しづらいとか。。。バッテリーが少々弱い印象も見受けられますが、そこはアクセサリーなどで補えば、他に弱点らしき弱点はほぼなく、人気YouTuberや映像作りのプロからの評価も非常に高く、価格も10万を切っているのでマストチェックですね!
そうきたか!Panasonic LUMIX DC-G100
SONYのZV-1が出た時、多分もう少ししたら、Panasonicもなにか出してくるだろうなと思いました。GH6かなぁ、それともTZシリーズの最新をZV-1に寄せてくるのかなぁとか。
そしたらまさかのコンパクトサイズのミラーレス、じゃっあーりませんか!Panasonicの新作このサイズでレンズ交換できちゃうの!?すっげー!まじ!かっこいいー!ってなりましたよ。
ちょうどマイクロフォーサーズマウントのF1.4の25mm(35mm換算50mm)単焦点レンズを購入仕立ての頃に、G100の存在を知ったのでそりゃ興奮しましたよ!やべぇSONY書いてるときより執筆熱上がってきてるわぁ(笑)
表現の幅を広げてきたG100
SONYのAFに対抗するなら、そこが弱い分Panasonicは手ブレ補正が強い気がしています。(因みにSONY ZV1は手振れ機能も良いとの評判、パナソニックさん頑張って〜)しかし今回、G100で最も注目すべきは、様々なシーンで臨場感ある音声記録が可能となったOZO Audio from NOKIAではないでしょうか。
僕は音質にはこだわりを持っているので、特にそのように感じます!
OZO Audioによりカメラの音声記録能力が格段に良くなり撮影シーンに合わせ、顔認識と連動して最適な音声を記録してくれます。指向性モードも5つあり、外付けのマイクがなくても内蔵マイクだけで良い音声の動画が撮れてしまいます。更に外付けマイク端子も付いているので、より音質にこだわりたい方には楽しめるカメラとなりそうです。
Panasonic LUMIX DC-G100主な特徴
新たな5軸ハイブリッド手ブレ補正
スロー&クイック映像簡単撮影
臨場感ある音声記録(OZO Audio from NOKIA)
タッチパネル搭載フリーアングルモニター
小型軽量ボディーでレンズ交換できる
映画のような映像効果を加えることが可能
大型・高精細ファインダー
コンパクトながらカメラ本来の楽しさがある!
このブログを書いている時点ではまだ、Panasonic LUMIX DC-G100は発売されていませんが、Vlogという言葉だけに囚われSONYのZV-1と比較すると、YouTubeなどを見る限りではZV-1の方が評判が良いようです。まぁこれはSONYのVlogcamという趣旨に沿った宣伝の仕方も上手いとは思いますが、多くのVlogerやYouTuberはAF機能を重視する傾向が高いかなと。
しかし、Panasonic LUMIX DC-G100はコンパクトサイズながら、レンズを交換しながら撮影に挑めるという通のカメラマンの心をしっかりと捉えている気がします。同梱物にもLUMIX G VARIO12-32mm/F3.5-5.6ASPH.MEGA O.I.Sレンズが付属しています。値段の方もトライポッドグリップがついて12万円を切る価格で販売される予定です。
更にはZV-1よりも僕は分かりやすいと感じた動画記録中の赤枠表示(ZV-1はカメラ全面の赤ランプ表示)があることにより、撮り忘れの撮影ミス防止、他には動画セルフタイマーなどクリエーターに向けたちょっとした気遣いが嬉しい仕様になっています。
最後に
7/29(水)の午後SONYよりα7SⅢが発表されましたね。有効画素数は1210万画素(iPhone11程度)と抑えめながらも、圧倒的な撮影性能を誇る裏面照射型CMOSイメージセンサーを新開発し、画像処理エンジンを刷新。撮影領域を拡大した静止画、動画を撮影することが可能となりました。αEマウントボディーとして初めてのバリアングル液晶モニターやファストハイブリッドAF、4K120pなど魅力ある機能が満載のモンスターカメラが、2020年秋に登場します。お値段はボディーのみで約40万円程です。
そしてPanasonicファンにとっては、GH6の発表が気になる頃だと思います。VlogerやYouTuberが増えている昨今メーカーがどこに照準を合わせてくるのか大変楽しみです。値段は25万円〜40万円に近い値段、又はそれ以上と読んでいる専門家も多く、3つのパターンで発売されるとか、世界初のシステムが搭載されているとか様々な噂があります。
SONYα7SⅢやPanasonicGH6は、動画や写真の中級者以上の方が物凄いこだわりを持った画作りをする機種だとすれば、今回ご紹介したSONY ZV-1とPanasonic Lumix DC-G100 は初心者にも使いやすく、プロ級のクォリティーを出せる親しみやすい機種だと思います。当然僕も欲しい物リストに入れています。
近年メーカーがVlogerやYouTuberというクリエータに特化し作った初期のカメラとして、カメラの歴史にも残る機種、そしてここからさらなる進化を期待できる機種としても楽しみが詰め込まれた2台であることに間違いはありません。皆様の何かしらの参考になれば幸いです、最後までご購読ありがとうございました。