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DTMブログ(episode1)オリジナル曲解説(It's Not a Positivity Gong)

Bridgeというブログを始めてから初めてのDTMブログとなります。今回は、先日僕のYou Tubeチャンネルの方にアップした曲、【It's Not a Positivity Gong】を紹介しながらどのような音源を使ったのかなど解説していこうと思います。後半にこの曲のリンクを貼っておきますので、是非一度ご視聴ください!

曲のコンセプト

この曲はサムネイルやタイトル通りで明るい感じの曲ではありません。BPMは100、曲調はCマイナーで暗い感じのビートとなっております。曲の始まりはサイレン、銃声やヘリコプター、そしてCマイナーで構成されたピアノ音が怪しげに流れます。Instrumentalとして作りましたが、シリアスなメッセージが映える曲となってまして、コンシャス系のReggae DeejayやRapperとの相性は良い曲となっております。この曲で歌ってくれる方がいたら嬉しいです。もしかしたら僕もメイクリリックし、歌入れするかもしれません(いまはかなり編曲モードですが)。

曲のタイトル

曲のイメージは、以前からなんとなくはしていて、曲を作る前に何かしらインプットしておこうと思い、ReggaeアーティストのDamian "Jr. Gong" Marleyのライブ映像を観ました。それは2022年にアメリカ・カリフォルニアで行われたバンドショーケースライブで最高に格好良かったのが感想ですが、曲のタイトルどうしようか考えた時に、Jr. Gong" Marleyを観て元気になっていたので、Positivity Gongに決め、Ableton live11の新規ファイルを作成しました。しかし、最初に決めていたイメージ通り曲を作っていくと、これはPositivity Gongって感じの曲調じゃないなと思い、途中から【It's Not a Positivity Gong】にしたという感じです。画像はいつも最後の最後に決めています。

Bass

Bass音源はNative instrumentsのKontact7からSCARBEE Ricknbacker Bassを使用しています。今回はプリセットでDobble Dateを使用。更にGuitar Rig6のClean PlecClean Plec Bassを入れてAbleton側のトラックレベルが-3.8〜-4.8位になるように調整。今回はドラム音とトラックレベルを同等にすることで、Bass音が強すぎず弱すぎず、メインのピアノにも消されずに良い感じで響いてくれています。しかしマスタリングに関して僕はまだまだ実力不足で、何か良きアドバイスなどありましたらご教授ください😆You TubeやXにてコメントくださいお待ちしております✨

Bass其の2

左画がバース(サビではない部分)右画がフック(サビの部分)のMidiのパターンです。ですがここで反省点。ベース音だけで聴くとキーはCメジャーです、因みにギター音がEbメジャー、ピアノ音がCマイナー、全体を通してCマイナーとなっている少し特殊な調となっています。雰囲気を意識しすぎて自己感覚だけに頼ってしまいました。例えば絶対音感の持ち主にはこの曲調は気持ち悪く聞こえるのでしょうか?YouTubeにアップする前に調の確認を怠った自分が悪いのですが、この曲に限っての、その辺りは知りたいです。なので次回作は調を意識的に作り込もうと思います。失敗は成功のもとだPositiveに行きましょう!

Key

Keyは3パターンで、使用している音源はNative instrumentsのKontact7からAlicias Keysです。心地よい本格的なサウンドが好きでよく使っています。プリセットはSmall Concert Hallにしました。セッティングは特に変えずにデフォルト設定にしています。Keyは3つともにPanningを1時の方向に設定して、やや右方向から響くようにしています。

Key 1(arp)

Keyの1つはArpeggiatorを挿してRate1/8で音に変化を加えています。AbletonのArpeggiatorは、曲作りのアイディアになるので面白くてよく使っています。またコンプレッサーで圧縮されたトラックレベルは-18程度で調整しています。

Key2

Key2に挿しているエフェクトはコンプレッサーだけで、トラックレベルは-15程度で調整しKey1よりも目立たせています。ここがこの曲の主旋律と言っても良いでしょう。ベロシティはAbletonで50に統一しています。

Key3

Key3はサビの部分です。Key2同様に挿しているエフェクトはコンプレッサーだけで、トラックレベルは-4.3程度で調整しています。音階はKey1とKey2よりも2オクターブ上げて演奏しました。

マスタリング

マスタートラックには我らがIZotopeのOzone10を挿しています。プリセットでTight Bassを使用して、少し音割れ気味のBassを程よく抑えてくれて且つ全体的なボリューム感を上げてくれました。Ozoneにはいつも感謝です。

最後に

というわけで今回は初めてのDTMブログということで進めてまいりましたがいかがでしたか?Bass音とKeyについて解説してみましが、他にもドラム音やギター音も面白い感じになっていると思いますので、良かったらご視聴ください!今作の個人的な反省点は多々ありますが、次回作に向けて気持ちを切り替えていこうと思います。暫くはこんな感じでDTMブログ続けていく予定なのでどうぞよろしくお願いいたします!最後までご視聴いただきありがとうございました。

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Bashihide

ビートメイカー・動画クリエーター。何かとお役に立ちそうな記事を展開していきます。最近はバイクにハマっています。

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