社会

古代の力、エジプトのピラミッドとは

ピラミッドとは

ピラミッドPyramidアラビア語: هرم‎, haram‎)は、エジプト中南米などに見られる四角錐状の巨石建造物の総称であり、また同様の形状の物体を指す。

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ギザの大ピラミッド

クフ王のピラミッド

ピラミッドの中で最も有名なものはエジプトにあるギザの大ピラミッドをはじめとする真正ピラミッド郡です。世界遺産メンフィスとその墓地遺跡の構成要素でもあり、古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)の王、クフの墓とされクフ王のピラミッドとも呼ばれています。

立地

大ピラミッドはギザ台地と呼ばれる巨大な岩盤の北端に位置しています。台地は石炭岩累層で東西2.2Km、南北1.1Kmで5000万年前に地上に現れたと考えられています。この場所がピラミッドの建設に選ばれた理由として有力なのは、宗教的な理由からナイル川の西側で首都メンフィスに近いからとされています。

構造

ギザの大ピラミッドは、巨大な石材を積み上げて建設されました。その底辺は230mの正方形で、それぞれの面は正確に東西南北の方位に対面しています。また4つの角は完全なる直角です。1個平均2.5〜7tの石灰石の切石を約280万個使用し、それを正確に4角錘を形成するように147m(現在は138.8m)積み上げられています。

3大ピラミッドとは

3大ピラミッドは隣接するスフィンクスとともにエジプトを象徴するイメージとなっており造営時期は約4500年前の紀元前2500年頃とされています。いずれもエジプト第4王朝期に建設され、古代エジプト王国のファラオの墓陵であり、被葬者は(右写真左手前から)メンカウラー王、カフラー王、クフ王とされています。カフラー王のピラミッドの参道入口にはギザの大スフィンクスがそびえ立っています。

ギザの大スフィンクス

スフィンクスとは

スフィンクスはピラミッドの守り神といわれています。ライオンの胴体と人頭をもっており、古代エジプト王権の象徴である百獣の王ライオンが神格化したファラオと合体した神聖な存在です。スフィンクスの種類には複数あり、男性も女性もあり、動物や鳥の頭部をもつものも存在しています。中でも最も有名のスフィンクスがカフラー王のピラミッド近くにあるギザの大スフィンクスとなります。

世界最大の像

ギザの大スフィンクスの全長は73.5m、全高20m、全幅19mで一枚岩からの掘り出しとして世界最大の像となっています。石灰岩の丘を掘り下げたもので、四角い窪地の中に位置しています。建造当時のエジプトは青銅器時代より前であり、純銅の鑿と石のハンマーを用いて長時間をかけて彫り出されたと考えられています。

地下へ続く出入り口?

スフィンクスの背中部分には入口があって内部に入ることができるようです。これはエジプトの考古学者であるザヒ・ハワス博士が調査しメディアにも公開しています。地下へ続く通路があり、地下には部屋のような空間があるのではないかといわれています。またある研究者はギザの大スフィンクスの右足付近にも隠された出入り口があり、やはり地下へと続く通路があると考えているようです。(左写真コヤッキースタジオより)

古代人がピラミッドを築いた目的とは?

王墓説

ピラミッドに関して最も有名な説が、ピラミッドは古代エジプトの王と女王の墓であるという説。ファラオ(王)は亡くなると来世での復活に肉体が必要と考えられていたためミイラにされ、ピラミッドの中に多くの宝物と一緒に埋葬されました。ピラミッドはミイラや、宝物を強盗などから守るという目的で建設されました。

公共事業説

1974年、ドイツの考古学者メンデルスゾーンによると「ピラミッドは職を失った農民たちに仕事を与えるための救済措置である」という説を唱えました。古代エジプトではナイル川が氾濫すると農民たちの仕事がなくなり、社会風紀の乱れにつながるので、農民たちに程よく仕事を与え、社会風紀が乱れないようにした国の制作の一つであるという考え。

発電所説

古代研究者の中には、古代エジプトには既に高度な電気技術があったのではないかと考えている人もいるようです。そこで電力の供給施設として注目されたのがピラミッドで、ギザのピラミッドが古代エジプトの発電所だったのではないかという説があります。ピラミッド内部には銅製のワイヤーが設置されていることが判明されていおり、これにより窓のない密室空間では電磁波が生じるのではないかと考えられています。またピラミッドの表面を覆う石炭岩は導電率が非常に低い物質であることと、内部コア部分には絶縁性が高いドロマイトが使用されており、電磁波はピラミッド内から外部には漏れにくい構造です。そしてピラミッド内部にある王の間と王妃の間にある通気口から液体や原料を流し込み混ぜ合わせて化学反応により水素を発生させ、その水素を利用し発電、その電力をピラミッド内に蓄え、何らかの形で外部へ送電していたのではないかという考えも多く広がっています。

その他の説

  • 日時計
  • 権力者の宝石や穀物を保管する倉庫
  • ナイル川が氾濫したときの堤防
  • 神事や祭りなどを行う宗教的施設
  • 天体観測施設
  • 宇宙との交信用など

最後に

世界最大のミステリーとロマンがたくさん詰まったピラミッドについて執筆してきましたが如何だったでしょうか?いつかピラミッド観光に行ってみたいのですが、本日の僕のテンションは低めで、何故かというと甲子園出場をかけた県大会予選の決勝戦で母校が9回に逆転され負けてしまい、今年の夏の楽しみが一つ減ってしまったなという気分なのです。しかしながら視聴者の皆様、最後まで読んでいただきありがとうございます。引き続き記事を更新していく予定なので今後も何卒よろしくお願いします。そろそろバイクネタや音楽ネタなども入れていこうかと考え中です。どうぞ熱中症にはお気をつけてお過ごしください!PS:ピラミッドは有名な学者や研究者でも入ってはいけないゾーンなどがあるようです。一般の方がロマンを求めすぎて深入りするのは危険ですので、観光やお仕事でピラミッドに行く際はくれぐれもお気をつけください。宇宙人にスフィンクスの地下に連れて行かれちゃうかも!?

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Bashihide

ビートメイカー・動画クリエーター。何かとお役に立ちそうな記事を展開していきます。最近はバイクにハマっています。

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