社会

人類の始まりはここから!?アダムとエバ

アダムとエバ

アダムとエバは、旧約聖書創世記』に記された、最初の人間である。天地創造の終わりにヤハウェによって創造されたとされる[1]

なお、アダム(אָדָם)とはヘブライ語で「」「人間」の2つの意味を持つ言葉に由来しており、イヴはヘブライ語でハヴァ(חַוָּה)といい「生きる者」または「生命」という意味である。

Wikipedia

誕生

Adam and Eve in the Garden of Eden, fresco on the ceiling of the Saint John the Baptist church in Zagreb, Croatia

アダム

神は全ての生き物と人間を天地創造の最終日6日目に創造したとされています。聖書の記述から天地創造は西暦の紀元前3761年10月7日と定められておりアダムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の伝承によると、神によって創られた最初の人間とされています。アダム(Adam)という語は、ヘブライ語で「土や地面」を意味するアダーマ(adamah)という語の男性形です。この言葉は同時に「人間」という意味も持ち、かつては個人名ではなく全体を表す一般的な名刺として使われていました。神は土(アダーマ)の塵で人間(アダム)を創り、その鼻に命の息を吹き入れたとされています。

エバ

アダムを創った神はエデンの園を創り、そこに沢山の木々を茂らせ食用の果実を実らせました。その中央に「知恵の樹」と「生命の樹」がありました。神はエデンの園を耕し守るためアダムを置きましたが、「人が独りでいるのは良くない」として、獣や鳥を創りました。しかし獣や鳥達ではアダムの助けにはならず、神はアダムの手助けになる者を創ろうと考えアダムを深く眠らせた後に、彼のあばら骨の一部を抜き取って女性を創りました。神はその女性にエバと名付けました。エバは「命」という意味です。エバはアダムの妻となり二人はエデンの園で幸せに暮らすこととなりました。

禁断の果実

Woman hand raised and grab fresh red apple from tree. Rural and health concept.

善悪の知識の木の果実

旧約聖書の「創世記」をもとに禁断の果実とは、善悪の知識の木の果実であるとされています。禁断の果実はしばしばリンゴであるとされていますが、イチジクやブドウまたはトマトだったという説もあります。エデンの園の中央には善悪の知識の樹ともう一本、生命の樹があったとされています。神は二人に言いました。「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてもよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを食べると、きっと死ぬであろう」。しかしアダムとエバは善悪の知識の樹の実を食べてしまうこととなります。

ある日、蛇はエデンの園で幸せに暮らしていたエバに語りかけます「この知識の樹の実を食べてごらんなさい。決して死ぬことはないし、むしろ目が開け、神のように善悪を知る者となるのだよ」と。蛇のこの言葉に惑わされたエバは禁断の果実を食べてしまったのです。エバはその実をアダムにも勧め、アダムも実を食べました。禁断の果実を食べた二人は恥じらいや、猜疑心、怒り、悲しみ、嫉妬などの様々な感情が芽生え始め、羞恥心の芽生えた二人はお互いが裸であることに恥じらいを覚え、イチジクの葉で身体を隠すことを覚えました。

エデンの園からの追放

神がアダムとエバエデンの園の中央にある木の実を食べてはいけないと命じた理由は諸説ありますが、人間が神の言葉に従うかどうかを試していたのではないかとされています。二人が禁断の果実を食べた事実を知った神は怒り、実を食べた二人が更に生命の樹の実を食べ永遠に生きることがないように、アダムとエバエデンの園から追放しました。そのことを「失楽園」といいます。神の怒りはそれだけにはとどまらず、蛇には一生地面を這い回るようにしか動くことができないようにし、女性には妊娠と出産の苦痛を、男性には額に汗を流して土を耕し食物を得る労働の苦しみを与えたとされています。

蛇はなぜエバをそそのかしたのか

蛇の正体

旧約聖書の中において蛇の正体は記されていませんが、アダムとエバの前に現れた蛇は知能や感情を持っていました。蛇の正体は天使ルシファーだったという説があります。天使は神の使いで、神は天使を愛していました、しかし神があまりにも人間に愛情を注ぐので、人間に嫉妬した天使ルシファーが蛇の体を借り、エバをそそのかしたのではないかと伝えられています。キリスト教でルシファーは堕天使となり地獄の長となった悪魔サタンであると考えられています。

サタンとルシファー

ルシファー神に使える天使の中で最も美しい大天使で長でした。ルシファーは神の権限の一部を行使することが許されていたとされています。神の命令に從い天使は天地創造を行ってきました。そして最後に神は人間を創造し、被造世界の全てを我が子である人間に惜しみなく与え、それを支配するよう命じます。一方天使は後から創造された人間に従うように命じられました。この被造世界は天使の物になると考えていたルシファーは人間に嫉妬し、その嫉妬心は神への怒りとなり反逆心が生まれ、悪魔サタンに変貌したといわれています。

失楽園その後

アダムとエバが罪を侵さなければ、自由に取って食べてよかった生命の樹の実は、智天使と炎の剣によって守られ、神の警告通り人間は死ぬべき存在となってしまいました。その後、アダムは930歳まで生きたとされていますがエバが何歳まで生きたかは記述がありません。アダムとエバには、カインとアベルという二人の子供がいたとされています。そしカインは農耕民でアベルは遊牧民だったのではないかと伝わっています。そしてその子孫達はノアや、アブラハムイサクヤコブダビデソロモンなどと続き、長い時を経て紀元前6年ころイエス・キリストが誕生したとされています。

二人を創ったのは

神の存在

さてここまで、アダムとエバの話を中心にお届けしましたが、二人を創ったのは神であるとされています。旧約聖書や新約聖書などにおける万物の創造者である神はヤハウェであるとされています。世界最古の文明であるシュメール文明などの記述から神は複数人いたということもわかってきているようです。エロヒムの意味は神、又は神々を意味し、神のことを創造主ヤハウェ・エロヒムと呼ぶこともあるそうです。しかし、ヤハウェエロヒムは別の神樣であるという意見もあります。

巨人だった伝説

アダムはその身長がヤシの木よりも高かったという記述から3m以上の身長があったとされています。かつてエデンの園があったとされている場所からは、巨人の骨ではないかと思われるものが発掘されているという説もあります。またアダムは930年生きたことや、アダムとエバの子孫ノアは502歳で子供を授かっていることから、今では考えられないほどの長寿命だったと考えられます。

アヌンナキとは

惑星ニビルは核戦争によって大気が放射能で侵され、その放射線を大気から無くすためには大量の金粉が必要でした。ニビル星の人々は地球に金があることを知り、地球で金の採掘を開始しました。自分たちだけでは労働力が足りないと感じたニビルの人々は、その時地球にいた猿人と自分たちの細胞をかけ合わせて、人間を創りました。それがアダムの誕生といわれています。アダムとエバが誕生した後も、失楽園の後も、地球に残ったニビル人は地球の人間たちに様々なことを教え、当時の文明人から神様として崇められていました。ニビル人は神々を意味するアヌンナキと呼ばれていました。そしてその身長は3m〜10mあったとされています。

最後に

今回はアダムとエバを執筆しましたがいかがでしたか?今まで、日本人で無宗教者の私からすると、この時代のお話は、おとぎ話程度にしか感じてませんでしたが、執筆しながら様々なことを調べていると興味深い話が多く、とことん追求したくなるようなことばかりで本当に面白いと感じました。最後はアヌンナキで締めましたが、宇宙開発がどんどんと進んでいくこの時代。惑星ニビルからやってきたアヌンナキのお話も、あながち否定できないなと感じている今日このごろです。手短ではございますが、この記事を楽しんで頂けたのなら幸いです。ではまたお会いしましょう!

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Bashihide

ビートメイカー・動画クリエーター。何かとお役に立ちそうな記事を展開していきます。最近はバイクにハマっています。

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